道南地方の特産品

北海道の地図でいうと、左側(=西側)に飛び出て下に(=南に)曲がっている半島が渡島半島(=おしまはんとう)で、この渡島半島の根元から二股に分かれた先端までが「道南」と言われており、函館市、松前町など2市16町で構成されています。

海を挟んで本州に面しているところであり交易が盛んで、また海産物が豊かで農業も盛んであり、独特の特産品が全国的に有名です。

「松前漬(=まつまえづけ)」はこの地域の郷土料理で、家庭で当たり前に作られてきた保存食です。

スルメと昆布と醤油をメインにした粘り気のある発酵食品で、ご飯のともとしても、お酒のつまみとしても大変人気があります。

沿岸部では昆布がよく採れます。

縄文時代から昆布を利用していたとのことですが、平安時代には朝廷に献納され、江戸時代には中国にまで輸出されています。

昆布そのままのかたちで出汁(=だし)を採ったり昆布巻きをつくったりしますが、カンナで薄く削ったおぼろ昆布などもおいしいですね。

いろいろな野菜がたくさん取れますが、とても粒の大きい道南特産の大豆「たまふくら」が一押しです。

直径1cmにもなる大粒が標準という巨大な豆で、そのままでも栗のようにおいしいのですが、甘納豆や豆腐や納豆として加工されて販売されています。