北海道の方言について

現在北海道に住む人々の祖先は、明治時代に入植してきた開拓民でした。

日本のいろんな地域の人々がどんどん入ってくるという状況でしたので、あまり方言がきついとお互いに情報交換ができない、ということが起き、次第に標準語に近い形にまとまっていき、現在の北海道弁におちついた、という経緯があります。

エリアが広大ですし日本各地の方言をすりあわせた結果、というものですから、この北海道弁にも地域的な違いや世代的な違いがあります。

またテレビなどで聞かれる標準語の影響から、独自のイントネーションがなくなりつつありますが、独特の単語はしっかり残っていて、道外の人にわかってもらえないこともあります。

ごみを捨てるときに「投げる」という言い方は、北海道だけでなく東北地方全域で使われています。

関東や東海では「ポイ捨て」を連想しますから、注意されることもしばしばあります。

厳しい寒さで体が凍えるときに、「しばれる」という言い方をします。

「寒い」とか「凍える」とかでは表現しきれない厳しい寒さを表す北海道ならではの言葉です。

「~っしょ」、「~だわ」、「~だべさ」といったいかにも道産子の語尾は、近年わざとらしいと思われがちで、若い世代からは消えつつあります。